FXのシストレで勝つということは?

シストレで勝つ=絶対負けないストラテジーを選ぶではない

FXで勝つというのは、負けない(100%勝つ)ということではありません。プロ野球のように、1回1回の試合は勝ったり負けたりするけどトータルで(1シーズンで)1番多く勝ったチームが優勝する。これと同じで、1回1回のトレードでは勝ったり負けたりするけれど、トータルで利益を出すのが、FXのおける「勝つ」ということです。

 

ですから、必ず、負けも許容しなければなりません。FXの場合は、「6割(以上)勝ち、4割以下)負ける、それでもトータルで勝っている」。これがFXの勝つというイメージです。「―回も負けない=勝つ」と思っている人は、根本的に考え方を修正する必要があります。

 

シストレで勝つということはトータルで勝つということ

 

そして、この「トータルで勝つ」という考え方は、シストレにも当てはまります。フンストレのストラテジーは、すごく頭のいい人が考えたプログラムだから、全部勝つはず・・・」と思いたくなる気持ちはわかりますが、残念ながら、そういう夢のようなストラテジーは、この世にありません。

 

どんなに優秀なストラテジーでも、勝率100%はあり得ません。必ず負けるときはきます。つまり、シストレの「勝つ」も、勝ったり負けたりを繰り返して、「トータルで勝つ」なのです。シストレで勝てない人は、この点を勘違いしています。「シストレで勝つ=負けないストラテジーを選ぶ」ことだと思っています。そういう考えでシストレを始めると、以下のような典型的な負けパターンにはまります。

 

連勝中のストラテジーを見つけて稼働する。少し勝つか、いきなり負け始める。負けたら、使うのを止める。自分が止めた途端、なぜかまた勝ち続ける。それを見ていて、また使い始める。すると、また負ける。使うのを止める。また勝ち始める・・・。その繰り返しで、結局悪いとこ取りになってトータルで負ける・・・。裁量でもシストレでも、勝てない人は、こういうやり方をしてしまっている人が非常に多いのです。

 

それを踏まえて以前私がいただいたAさんの質問です。このAさんと私は同じストラテジーを使用しています。

 

Aさんの質問 僕も自動売買を始めたのですが、負けが込んできたときに中止するタイミングで迷います。どのようなタイミングで中止するべきでしょうか?

 

まず、ストラテジーにはどのような種類があるかを説明しましょう。ストラテジーにも、相場状況によって得意不得意があります。相場は生きもののようなものなので、どの相場にもバッチリ当てはまる完璧なものはありません。それが、どんなストラテジーでも必ず損失を出す時期がある理由です。ストラテジーは、裁量のトレードスタイルと同じように、「スキャル型」「デイトレ型」「スイング型」など、保有期間の違いや、「トレンドフォロー型」「逆張り型」「レンジ(ボックス)型」などの手法の違いがあります。

FXで勝つための基本的な考え方

Aさんご指摘の私か使用しているストラテジーは、3月に導入してから負け知らずで、プラス16万5504円の利益を出して、Tさんのいう「負けが込んで」利益がプラス11万748円に減りました。しかし、トータルで10万円以上も増えています。

 

全勝で負けなければ嬉しいですけど、それは無理な話。負けるときもあります。連敗することもあります。しかし、私の場合、トータルで勝っているうちは「負けが込む」という状態ではないと思います。勝ったり負けたりしながら、増えてくれればいいなあ・・・と思っています。

 

これが裁量、シストレに関わらずFXで勝つための基本的な考え方です。連敗後に稼働して、連勝後に中止する。そして、ストラテジーを中止するタイミングは、私ならば、「連続で勝ち続けた後」に中止します。勝ち逃げです。ちなみに、ストラテジーを稼働し始めるタイミングは、「連続で負け続けた後」に開始します。

 

ここで頭のなかが「???」となった人は、まだFXで勝つという考え方が身についていません。FXで勝つというのは、「割合の勝ち」です。たとえば、獲得も損失も同じpipSだとして、6(勝)対4(負)で、4連敗しても勝ちです。

 

ということは、トータルで勝てるストラテジーなら、連敗した後はどうなりますか? 

 

話をわかりやすくするために、単純にたとえると、4連敗した後は勝つ確率が高くなる、6連勝した後は、負ける可能性が高くなると考えられます。

 

だから、連敗後に稼働して、連勝後に中止するのです。ところが、先述したように、この逆をやってしまう人が非常に多いのです。6連勝したのを見て自分も始める。いきなり4連敗して中止する。白分か止めた途端、また連勝する。また始めると負ける・・・。こういう典型的な負けパターンにはまらないためにも、FXで勝つための考え方を身につけて、「連敗したら稼働!」「連勝したら中止!」を意識しましょう。